彩雲国物語 朱にまじわれば紅

yomimaru2005-05-14

bk1

女性高級官吏として抜擢された秀麗、そこかしこで美丈夫を虜にしては出世――ある意味、課長島耕作(弘兼憲史)*2を彷彿とさせる本篇の脇を固めるキャラクター中心の外伝。
彩雲国シリーズは、酔えば醉うほど強くなる、酔拳*3派の杜影月の活躍でキマリ! 本作では、公務員試験のために状況してきた影月が引き起こす騒動と秀麗との出会いが描かれる「会試直前大騒動!」に大満足です。
酔ったときの人格、ぶっきらぼうで乱暴モノのの陽月の思慮深さは、インターミッション パートII(笈川かおる)*4と同じですね。
それにしても、なんで影月は二重人格になっちゃったんでしょう? 香鈴も交えたラブコメ展開の外伝、出ないかなあ。