マキゾエホリック Case 1: 転校生という名の記号
喋りは常識人だが行く学校行く学校で騒動に巻き込まれる私 藍子は、転校先に向かう途中でもまた乱闘に巻き込まれ、学校について見れば転校データがすべて消失。臨時措置で在席を認められた1年乙組は変人ばかりで――32人の問題児の記録第1弾、第10回スニーカー大賞奨励賞。
人を記号として扱う灘ですが、この態度、必ずしも全編を覆う謎の解決に結び付いていないところがいかにも記号的。話の色彩は、ギャグ成分のないエーリアン殺人事件(栗本薫) *2といった雰囲気。
巻末に1年乙組のクラス名簿が掲載されているんですが、魔法先生ネギま！(赤松健) *3やどきどきすいこでん*4を思い出しちゃいました。
淡々とした藍子の語り口は、結構好みかも。
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