あそびにいくヨ! 7 とってもあついのキャーティアシップ

yomimaru2005-08-25

bk1

キャーティア母船に招待された騎央とアオイ。エリスの〈実家〉に向かう三人の小旅行、三角関係の進展はどうなるのか――ハーレムエンド待望コメディ。
猫の人 キャーティアは愛されるための〈社交〉というものを本能的に身につけているので、犬の人や各国首脳との権謀術数とのわたりあいには、初期の創竜伝(田中芳樹)*2の四兄弟同様、かなり余裕が感じられます。
むしろ、恋愛に対する文化が大きく違う三人の関係にドキドキ。アシストロイドたちが引き起こす大騒ぎを軸に、三人の関係がまた深まっていくところがたまりません。
騎央を頂点とするアオイとエリスの二等辺三角形が、どのように正三角形に変化していくのか、そうなったらそれはハーレムなのか。恋愛観に基づく地球とキャーティアの文化摩擦は――次巻が楽しみ。

小説新潮で

2ちゃんねる情報*1 *2と第17回日本ファンタジーノベル大賞の受賞作が掲載されていたので、小説新潮*3を見てみました。
次号予告によると、9月22日発売の小説新潮2005年10月号の特集は「秋の夜長は、ミステリー」、座談会「新進作家による21世紀型ミステリーの行方」。乃南アサ伊坂幸太郎佐々木譲石持浅海西澤保彦桜坂洋沼田まほかるが執筆予定。
予告頁の隣にある読者の声欄の投稿者の年齢が79、68、86、77、不明と、異様に高いので驚きました。10月号は感想を送ってみようかな。