あそびにいくヨ! 7 とってもあついのキャーティアシップ

yomimaru2005-08-25

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キャーティア母船に招待された騎央とアオイ。エリスの〈実家〉に向かう三人の小旅行、三角関係の進展はどうなるのか――ハーレムエンド待望コメディ。
猫の人 キャーティアは愛されるための〈社交〉というものを本能的に身につけているので、犬の人や各国首脳との権謀術数とのわたりあいには、初期の創竜伝(田中芳樹)*2の四兄弟同様、かなり余裕が感じられます。
むしろ、恋愛に対する文化が大きく違う三人の関係にドキドキ。アシストロイドたちが引き起こす大騒ぎを軸に、三人の関係がまた深まっていくところがたまりません。
騎央を頂点とするアオイとエリスの二等辺三角形が、どのように正三角形に変化していくのか、そうなったらそれはハーレムなのか。恋愛観に基づく地球とキャーティアの文化摩擦は――次巻が楽しみ。