BLACK BLOOD BROTHERS 3 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 特区震撼―
人と吸血鬼が共存する街・特区にやってきたジローとコタロウ。九龍の血族と彼らとの闘いに巻き込まれた調停者ミミコのもとを離れようとするジローの態度にコタロウは――赤と黒のエクスタシー第三弾。
何百年生きていても、吸血鬼達の精神年齢は血を吸われたときからあんまり成長しない、というのが面白いです。ポーの一族(萩尾望都)*2 *3 *4も少年らしい残酷さはそのままでした。悠久に生きるとなると、時間の感覚もずれてくるし、急いで成長しなくてもいいや、という風に脳細胞や神経繊維が怠けるのかも。
醤油らーめんが600円、チャーシュー麺が760円なのに担々麺が800円。胡麻の値段が高騰しているのか、焼豚が安いのか。
今巻、ミミコとジローの対決は圧巻！ こういう暗い男はビシッと一発叱ってやらないと！
第一部完という感じでしょうか。短篇集の次巻に期待、お薦めです。
