ダイロンの聖少女 クラッシャージョウ (10)
見込みの甘さから休暇もないままに聖少女ネネトの護衛を引き受けることになったジョウ達。みそっかす的立場のリッキーにやたらとモーションをかける彼女の姿を見て、駆け落ち同然に母星を飛び出してきたアルフィンはいつまでも煮えきらないジョウに――四半世紀を超えたシリーズ第十弾。
クラッシャーとは〜とか、WWWA犯罪トラコンとは〜*2とか、物語の基礎をなす設定の説明が途中で入る高千穂フォーマットも健在。格闘技の興行のTV中継で選手のひととなりを紹介するナレーションに似てるのかも。
連帯惑星ビザンの危機(高千穂遙)*3を読んだあの頃や、徹夜で特番ラジオを聞いてから初電で劇場版クラッシャージョウ*4を見に行ったあの頃、そんな子供に戻ったような回春の心地でした。
