2005-10-18 ご愁傷さま二ノ宮くん 4 Book 鈴木 ご愁 著:鈴木大輔 画:高苗京鈴 富士見ファンタジア文庫*1完璧超人お嬢様麗華のただ一つの弱点、それは、想い人峻護の前でだけは素直になれないことだった。真由に一歩先んずるため、遊園地の一日デートに彼を誘う麗華だったが――これもまた一つのツン(デレ)ラブコメ。 本巻では、当初のヒロイン真由が完全に喰われている印象。そもそも、「子供のころのやくそく」のエピソードが麗華ということからして、真由は完全に負け。表紙も真由は完全に脇役の扱いだし。 男性恐怖症の純情可憐サキュバス娘を治療する、なんて基本設定が吹っ飛んだ感があります。今後は、峻護と麗華の記憶のずれが二人の想いのすれ違いを演出する展開を希望。下剋上で、麗華とのハッピーエンドの方が良くなってきた。 *1:ISBN:4829117702 blogmap MM bk1 junku ac amazon