されど罪人は竜と踊る Assault

著:浅井ラボ 画:宮城 角川スニーカー文庫*1

つまらない抗争で瀕死の重傷を負って路傍に倒れていた雇われ咒式士の俺は、ギギナにクエロ、ストラトス、そして、ジオルグ所長だった――ガユスの秘められた過去を紐解く『罪人たちの原点』の物語。
ひねくれ者が拾われてパーティの一員となる展開は、薔薇のマリア Ver.0 僕の蹉跌と再生の日々(十文字青) *2と共通するところがありますが、底を流れる暗さはシリーズ本篇同様で、クエロとガユスの明るさが将来の反転展開を弥が上にも予想させます。
エロ本をクエロに見つけられてしまったガユスの「未来の少年たちの寂しい夜と魂の自由」を語る姿に共感一入。

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*1:ISBN:4044289085 blogmap MM bk1 junku rak ac amazon

*2:ISBN:4044710031 blogmap MM bk1 junku rak ac amazon