メイド刑事
警察庁長官海堂宅の住み込み葵は、紅茶の淹れ方に命をかける国家資格メイド。しかしてその実体は――今宵のクイックルワイパーは一味違うアクション。
スケバン刑事(和田慎二) *2と少女鉄仮面伝説(南野陽子) *3に対するオマージュとして描かれた本作。小学生の2代目麻宮サキが運動会で鉄仮面を被ったまま徒競走に出場して転ぶシーンが懐しく思い出されました。
主人 海堂に、ろまんす五段活用(藤田和子) *4 *5的な典型的金持ち感があるところが世界観と合っていていいですね。メイドの主人をこなすのも大変だ。ダイナースは一時期のステータス感がなくなって成金的相手の商売って感じが濃くなってますが。
決め台詞もまさにあの頃の、タイムスリップしたような語感でいいです。
次巻では、葵の過去にさらに鋭く切り込む「頬に風があたっちょる」展開か、宿命のライバルにして極悪な理解者 海槌麗美の登場に期待。
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