ミッションスクール
進学校の特待生にして見ためもっさりアホそうな幼馴染 恭平がおかした失態を埋め合わせるべく、美少女菜々美がとった行動が、彼らを大騒動に――「フォクシーガール」ほか収録の規格外ラヴストーリー。
たぶんこの著者の大久保町シリーズ[ISBN:]で電撃文庫を意識したんじゃないかと記憶していて、電撃hpで連載されていたエッセイを読むたびに懐しさを感じていたんですが、その電撃hpに掲載されていた「ステイショナリー・クエスト」には読んだ記憶が。
作家はあとがきにもフィクションを書く、と強く信じてやまない私ですが、読者アンケートの結果が悪かった、との激白には、当時「浮いてるな」と思ったこともあって納得。
この2作のひたすらに滅私に尽くす男の子、ひたすらに滅私に好意を抱く男の子が普通に出てくる構図(これが電撃hp読者に受けが悪い理由かも)と、ラヴペアシリーズ(岬兄悟) *2 *3末期のようなちょっとシュールな感じがいいです。
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