刀語 第一話 絶刀・鉋
お上の命のもと、覇者を生む十二振の妖刀を求める奇策士 とがめは、一子相伝の虚刀流の使い手 七花に、ともに行動するよう求めるのだが――ちょうど1クール分の時代活劇。
時代活劇とはいいつつも、いわゆる「時代劇」ではなく、架空の江戸時代(？)を舞台とした活劇のため、日本史知識の空白を埋めたり、わざと違った解釈をしたりといった柳生薔薇剣(荒山徹) *2的な楽しみとは違った方向性。
饒舌なキャラクターが戦いの間に語り合う様を見ていると、きちんと名乗りをあげるところが赤胴鈴之助の「猪口才な奴、名を名乗れ」的伝統にのっとっていて好み。
刀の名前が列挙されるシーンを見て、新本格魔法少女りすか(西尾維新) *3の魔法使い列挙の場面を思い出したんですが、このシリーズが終わらないと、りすかの続きは出ないのかな？
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