らき☆すた らき☆すた殺人事件

学校帰りに立ち寄った同人ショップのエレベータに血しぶき飛び散るみなみの死体。彼女の腹には、巫女さんレアカードが――ちょいオタ女子高生を囲むゆるミス。
濃オタのこなたですが、本作では、喋り方の語尾にところどころいかにも女の子な文言が使われていて、そういえば原作既刊を読み返したときにも、こなたのセリフがたまに中性的でないことがあると、妙に違和感があったなあ、なんてことを思いました。
超高い水で淹れたコーヒーの話題では、トイレを借りるために入ったことがある喫茶店 貴族の森(下妻物語(嶽本野ばら) *2 *3にもチェーン店が登場してる模様)の「貴族の王族珈琲」一杯9995円をちょっと思い出したり。
ゆるい日常じゃなくて連続殺人事件の中でのこなたのボケに、妙な毒々しさを感じる一冊。

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