ゼロの使い魔 2 風のアルビオン
使い魔すなわち下僕の才人が今回は飼い主ルイズの犬となってわんわん鳴くツンデレモノ第2段。しつけと称して才人を叩いているうちに興奮して我を忘れてしまうルイズの姿には、毛皮を着たヴィーナス(マゾッホ)*2とか家畜人ヤプー*3 *4 *5 *6 *7とかで、ヒロインが初めてサディスティックな高揚を自覚するシーンを思い出さざるをえません。才人が全然喜んでいないところが二人の不幸です。
ルイズの婚約者であるワルドが出てくると、ルイズだけではなく才人を追いかけまわしてたキュルケもワルドにぽわわーんとなってしまうあたり、戦闘メカザブングルでアーサー様が出てきたときのことを思い出しますね。
その後またしょぼんとしている才人を見て母性本能をくすぐられるキュルケの姿、殺那的な恋に燃える彼女の惚れっぽさが良く出ています。
ちょっと駆け足の印象がある今巻、王女アンリエッタの恋の行方が才人とルイズの仲とあまり絡んでこなかったのが残念ですが、喋る剣デルフリンガーが段々いい味になってきました。次巻は、才人とデルフの掛け合いに期待。
