あそびにいくヨ! 6 ぎゃくしうのビューティフル・コンタクト
すぐに人の心に入り込むネコ型宇宙人キャーティアが地球にやってきた。すでに地球に到着していたイヌ型宇宙人はちょっと堅物で敬遠されがち性格が災いして、ジリ貧状態なのだが、第三勢力の助けを得て、起死回生の作戦を――ケモノ耳うちうじんSFシリーズ第6弾。
今巻では各宇宙人達の陰謀とか裏のあるキャラクターの登場とか、話の方向が暗めに流れてきました。
本シリーズを読んでると、なんだか、イヌ系宇宙人をいじめすぎて逆ギレ、って感じ。トランジスタにヴィーナス(竹本泉) *2 *3 の頭脳成長させた犬や猫と比べると、ネコ系に対する愛がちょっと重いような。作家とか漫画家って、猫派が多い気がします。
どちらかというと犬派の私としては、外交能力が高いキャーティアなら理路整然と説得されれれば従うイヌ系と妥協の道があるはずなのに、と思ってしまうのです。
やきにくを食べて「ンマーイ！」が本シリーズのお気に入り成分なので、次巻では、恋愛成分と宴会成分の充実を希望。
