家出艦長の里帰り ARIEL番外編 2
10年ぶりに故郷に戻った艦長ハウザーだが、母エレノアの病身に、結婚を姉ダイアナに命ぜられ、経理部長シモーヌと華燭の典をあげることに――巨星墜つ、の後日談。
意に染まぬ結婚から花嫁略奪、卒業*2ニューシネマ展開の第6巻*3から早幾年。ついにハウザーも人生の墓場に足を踏み入れることとなりました。クラッシャージョウ(高千穂遙) *4で決まりそうにないのは、結局アルフィンがあくまで押し掛け女房、というところにあるのかも。
タロスと同じ役割を果たすデモノバの、事態に対する分析、短期的な戦略のシーンが面白いです。電気電子に夢があった昭和の匂いを思い出す戦闘シーンもありの本作ですが、やっぱりハウザーの「あうあう」ぶりがいいですね。もう一度花嫁略奪の巻を読み直そうかな。
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