ギートステイト・ハンドブック

ネットラジオで企画の断片が見え隠れしていたプロジェクト・ギートステイトの正体とは――2045年の日本を舞台にした未来予測ハンドブック。
やっと「ギート」の正体に得心しました。マッピングシステムによって姿を「ゲーム」(娯楽)に変えて公開された「仕事」を、ネットワーク上でプレイすることによって糧を得る人。ちょうど、Google Adsenseで「広告」という仕事が「日記」という娯楽にマッピングされるような感じのようです。
南関東州、新市民主義、ライフログ、ゲームプレイ・ワーキング、オープン教などのキーワードの説明も面白い。中では、19世紀のヒステリー、20世紀の多重人格に対応する2045年の検索性同一性障害という概念が気になりました。
CNETでも記事が出ているし、これからこの企画がどういう動きを見せるのか楽しみでなりません。

追記
ギートステイト制作日記*2がCNETで始まりました。(2006.08.17)

*1:同人誌 2006年8月13日発行 A5版44頁 600円

*2:http://blog.japan.cnet.com/geetstate/