オープン・ギートステイト

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出:東浩紀×桜坂洋沢城みゆき・清水亮 新宿ロフトプラスワン*1

2045年を予測する未来学エンタテインメント『ギートステイト』の作者トークイベントですが、前売券完売で当日券は10枚だけ。予想以上の人気にちょっと驚きました。同行した友人によると、メガネっ娘居酒屋「委員長」*2のときよりも客層が若いのか、食べ物のオーダーが少ないようだ、とのこと。
音声ドラマの詳細が発表されました。着うたフル対応の携帯電話で配信予定、キャリアはDoCoMoが有力だが他もあるかも、制作はWAYUKA、長女しずる(19) 松来未祐、次女かのん(16) 落合祐里香、三女あえら(13) 日高のり子、四女ひぐら(9)は、第2部で登場の沢城みゆき
よくわかる現代魔法(桜坂洋) *3の坂崎嘉穂ではありませんが、企画のそこここに「わからなければわからないでいい」的なネタが埋め込まれていることがわかって面白かった。たとえば、ギートステイトの登場人物の名前(姓)は、経済的・政治的に沈没する2045年の日本を鑑みた日本沈没(小松左京) *4 *5へのオマージュだそうです。
個人的に頭に響いたのは、ガンダムが戦国時代にタイムスリップ、信長や信玄が「天下布武」「風林火山」とペイントされたガンダムに乗って戦う、という与太(でも実現しそうな気もする)話。第1部トークの〆は、東浩紀2045年までに刺されて死ぬ顔をしている、との、桜坂発言でした。
頻出する「ここ笑うところ」がしっかりわかった大満足のイベントでした。

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