世界の危機はめくるめく!

スカートの下の劇場は、扉を開くだけで満ち足りる

どうせ夢だからとスカートをめくる力を神様に願った真吾だが、その力が現実のものとなり、一緒に世界を救おうという穂香の登場するや、自身の情けなさに――スカートの下の劇場ラブコメ
制約のある能力を組み合わせて勝利を目指す『電撃!!イージス5』(谷川流) *2同様、本作では、弱い力をどう組み合わせるか、が見処になっていて、敵をドミノ倒しでハめる『影牢*3的な楽しさがあります。
スカートめくりに対する描写では、その中に秘められたパンツよりも、スカートをめくられたことに対して女の子がとる態度のエロティシズムを追求している感じ。何軒も店を回って初回限定版のゲームを手に入れたらそれで満足しちゃってそのまま積みゲーに、みたいな印象です。
世界の危機を救う勇者となる男達が、小学生、高校生、浪人生、壮年と複数の世代をまたがっているにもかかわらず、男のロマンでは意見が一致するところでは、「いつまでたっても男はやっぱり子供」との感慨を呼び起こされました。

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