石持

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BG、あるいは死せるカイニス

女装する女の男スイッチとは著:石持浅海 画:ヨシツギ 創元推理文庫*1男性化は確実と噂されていた姉 優子が深夜の学校で殺された。遙は、彼女が遺した言葉「BG」と犯人との関わりを探るが――男女比1対3の性転換世界ミステリ。 題名が似ているせいか、『信長―あ…

まっすぐ進め

急がば回れ著:石持浅海 画:クサナギシンペイ 講談社*1書店で見掛けた美しい女性の左手には、腕時計が二つ。友人の紹介で彼女 秋と再会した川端は――彼女にちらつく深い闇 連作集。 友情のキモチワルサがたまらない持ち味の作者ですが、迷子の女の子をめぐる「…

耳をふさいで夜を走る

マンドラゴラとアルラウネの微妙な差著:石持浅海 画:池田正輝 徳間書店*1かつて共に活動した三人の女 仁美、麻里絵、幸を殺さなければならない。殺人計画を練る直俊だが、いつもと違う曜日に来訪した あかねの振舞いに――殺さなければならない理由は何、連続…

賢者の贈り物

彼女について僕が知っている2、3しかない事柄著:石持浅海 画:パニ・啓 PHP研究所*1親に見合いを迫られた僕だけど、今の交際相手 鈴音について知っているのは、電話番号とフリーターだということだけで――何も語ってくれない年下の彼女「泡となって消える前に…

ガーディアン

恋人は守護霊、「!?」をつけるか「さま」をつけるか著:石持浅海 デ:奥沢光雄 カッパ・ノベルス*1勅使河原冴に亡くした父が遺したモノは、彼女を襲う危機を2割増しの反撃で防御する《ガーディアン》。その反撃は、自動的なのか――父親は守護霊の奇想ミステリ。…

月の扉

国内線ではペットボトルの持ち込み検査が数秒ですんで驚いた著:石持浅海 デ:泉沢光雄 光文社文庫*1旅客機を空港内ハイジャックして警察に留置された石嶺を連れてくるよう要求した村上、真壁、柿崎は、機内のトイレで発生した乗客の死に――警察が踏み込めない…

君の望む死に方

妙齢探偵、老人正犯、青年従犯、皆中二病著:石持浅海 画:河合寛 祥伝社ノン・ノベル*1余命6箇月と診断された社長 日向は、梶間が秘かに抱く望み「日向を殺す」をかなえさせるため、保養所でのお見合い研修に梶間ら若手社員を招集するが、ゲストの優佳の鋭さ…

人柱はミイラと出会う

著:石持浅海 画:松尾かおる 新潮社*1新橋の建設現場であがる万歳の声の中、白装束の人柱が自ら川に沈むのを見た留学生リリーは、日本の建設技術に驚くが――ニッポンの異様な伝統文化ミステリー。 土地神との契約を司る人柱、政治家のプロンプターとして働く黒…

ミステリーズ! Vol.15

東京創元社*1鯨統一郎の新連載第一話「真に至る知恵」は、大河ドラマに合わせてか、〈山内一豊の妻の推理帖〉。信長の汁椀に毒を盛ったのは一体誰か、馬廻り番一豊の賢妻 千枝の推理が光ります。 どことなく頼りない夫が賢い美人の妻の掌の上でうまく転がさ…

扉は閉ざされたまま

著:石持浅海 画:サイトウユウスケ 祥伝社ノン・ノベル*1成城の隠れ家的超高級ペンションを借りて集まった旧友七人は、館の大掃除から始まった。伏見の狙いは事故を装った密室殺人だが――同窓会倒叙ミステリ。 セリヌンティウスの舟(石持浅海) *2同様、《友情…

セリヌンティウスの舟

著:石持浅海 光文社カッパノベルス*1美月はどうやって自殺したのか、自殺に協力者はいなかったのか。残された五人は、死んだ彼女を含めた六人の信頼の絆を頼りに、謎に挑む――走れメロス(太宰治) *2を題材にした心理ミステリー。 嵐の海で互いの手を結んで遭…

小説新潮2005年10月号

小説新潮2005年10月号には、「若手作家座談会 “ラノベ”世界へようこそ!」〜桜坂洋×桜庭一樹×とみなが貴和×大森望(案内役)」も掲載されています。小説新潮の主要読者層の年代に相当する、作家本人の父母に自作を読んでもらったときの感想が面白いですね。 交…